秋田です。
今回はセルバ出版から発行された
「社長が3か月不在でも、仕組みで稼ぐ、年商10億円ビジネスのつくり方」【著者・矢田祐二】(敬称略)を紹介します。
タイトルが長いです。
単なるビジネスでの起業や成功を目指すのではなく組織づくり・社員教育までを一つの「仕組み」として構築する、そのためのロードマップという位置づけのビジネス本です。
[st-kaiwa1]経歴をみると・・・大手ゼネコンでの施工管理からスタートして組織の生産性やプロジェクト管理なども勉強・研究して・・・それから独立という形で起業されています。[/st-kaiwa1]
・中小企業の社長さん
・年商が10億円未満で会社の成長・発展に苦労している経営者
・これから起業しようかな、という人
[st-mybutton url=”https://www.eyumekanau.com/” title=”550円のオリジナル体質改善ツール” rel=”” fontawesome=”” target=”” color=”#fff” bgcolor=”#FFD54F” bgcolor_top=”#ffdb69″ bordercolor=”#FFEB3B” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ fontsize=”” fontweight=”bold” width=”” fontawesome_after=”fa-angle-right” shadow=”” ref=”on”]
年商10億円ビジネスのつくり方の目次
はじめに
第1章 中小企業の社長は、売れて儲かる年商10億円ビジネスを目指せ!
1 売上前年対比10%、20%の伸びを喜んではいけない
2 年商数億円の経営の延長に、年商10億円はない
まとめ
第2章 10億円事業へのビジネスモデル、ココが変革の分岐点
1 「年商10億円」かつ「高業績」事業が持つ絶対条件
2 事業モデルを変革させるポイント
3 年商10億円売る事業モデル 3つの大変革
まとめ
第3章 確実に業務をさばく、「自主回転」の現場づくり
1 企画、提案、技術力という「クリエイティヴ」が会社の成長を阻害する
2 多くの会社が「社員を増やし」、業績を悪化させている
まとめ
第4章 考え、行動する現場、社長に提案する管理者をつくる
1 名ばかり管理者を生み出す理由
2 社長不在でも成長を続ける組織をつくるポイント
まとめ
第5章 人材の自動戦力化こそ、成長を続ける組織づくり
1 採用後、いかに短期で稼げるようにするか
2 組織づくりで経営者がやるべきことは
まとめ
第6章 次の成長をつくる、10億円、20億円、30億円への戦略
1 「ヒマになりました」、その後の発展と衰退を分ける道
2 社長が「社長本来」の仕事をするとき
まとめ【出典:社長が3か月不在でも、仕組みで稼ぐ、年商10億円ビジネスのつくり方(矢田祐二著)・セルバ出版】
著者の紹介
理工系大学卒して大手ゼネコンに勤務、その後独立されています。
コンサル経験は約17年、400社以上の実績があられます。
著書も複数出版されていらっしゃいます。
セミナーやコンサルティングなど幅広く展開されています。
オフィシャルサイトがあります。
興味のある方はどうぞ。
まとめ
ケーススタディとしていろんな会社が登場します。
やはりね、と感じたのは・・・
大手ゼネコン出身ですからゼネコンから仕事をもらっている会社、工事関連、リフォーム関連の話や、体験談としての大手ハウスメーカーの知り合いからの話など・・・が結構登場します。
実は・・・私がいつも感じていたことの一つに取り扱う商品やサービスの単価があります。
中小企業でも地元の工務店などだと新築の戸建て物件を1件受注すると・・・2,000~3,000万円の売上になります。
ということは・・・年間に50棟受注できたら・・・年商10億円です。
でも地元のスーパーだと・・・毎日1,000人のお客さまが来店されて客単価が1,500円だと・・・年商5億4,750万円です。
もし単独店で毎日倍の2,000人来てもらって年商10億円目指すとなれば、朝10時~夜8時の10時間営業で1時間に200人のお客さまの来店が必要です。
レジの数は?
商圏(人口)は?
スタッフの数は?
・・・・・
など考えると、やはり業種によっては客単価が違いますからなかなか厳しい世界があるのかも知れませんね。
そう感じた次第です。
[st-kaiwa1]すべての業種で10億円を目指す、というのは・・・(個人的には)そうでもないのかな、と思っています。
[/st-kaiwa1]
ただ、世の中には再現性100%というノウハウは絶対にありえません。
十分に認識して学ぶことが大切ですね。
・いろんな切り口からの現場の問題や経営課題についてのヒント集という一冊にもなります。
・具体的にではどうすればししか、というような細かい点については自分で考えるというスタンスが求められます。
・そこを教えて欲しい、という人は個別にコンサルティング、ということになるのでしょうね。
当然のことながら・・・オリジナルのノウハウとしてコンサルティングも受けていらっしゃいます。
金額は不明です。
この手の本は、コンサルティングを受注するための営業ツールの一つであることは間違いないと思います。
ここまで本当にありがとうございました。
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