ようやく手にすることができました。ありがたいことです。
最初、自分で翻訳のご案内をしていながら感じたのですが、翻訳PDFを読んでみての感想としては、「なかなか理解が困難でした」ということです。
やはり意訳は大切ですね。(もっとも英語が得意であれば何も問題ないのですけど)
今回、正式な本を手にすることができて、読んでみて、興奮度、刺激度が違いました。
また、本書を翻訳された方の才能・性格かも知れませんが、だいぶ「煽られる」文体になっているのが面白かったというのが印象でした。
著者の性格やその他の書籍からの「こんな人なんだろうな」という翻訳者の思い入れなのでしょうね。
さて、終始一貫して「売り」の話は頭に入ってきやすい内容です。売りがなければ、探せ・つくれ、どうにかしろ!という世界です。
なるほど!ですね。
私が通販ビジネスをしている関係もあってこの「売り」の話はかなりありがたいものでした。まさに基本に立ち返るというような役割を果たしてくれています。
圧倒的な売り、そして4つの質問。さらに・・・3つの公式(①売りを、②のどの渇いた人に、③おかわりさせる)は衝撃です。
ここで(この感想文を書いている時に気づいたことですが)、面白いことを一つ挙げてみたいと思います。
のどの渇いた人に、ということは他の参考書籍の中にあった「営業マンはお願いするな!」で登場する「当たりをつけろ」ということと一緒です。
ターゲットの選定は大事だ、ということなのでしょうね。
よくDRMの世界でペルソナという単語が登場したりしますが、まさに同じようなことではと思ったりもしました。
それと、売りの追求ですが・・・
売りを追求していくと、ブランドとしての価値やポジショニングが上がっていくことにつながる、という「いいコトづくめ」になるわけですから、
やはり日々追求・日々前進が大切なんだと思います。
87ページに記載されていた言葉です。
「短く、興味をかきたて、説得力のあるメッセージを瞬時に伝えるんだ」
まさにそうなんだと思えました。発見です。
テストのやり過ぎは良くない、時間やコストを掛け過ぎたりしない、マーケティングを使って結果を出すこと!についても私の考え方に一石を投じるような役割を果たしてくれたことも事実です。
(10倍売る人の文章術の中で学んだことでは、試行錯誤しながら前進することが大切かな、と考えていましたが・・・
結果を出す、これを忘れてはということも戒めとして再認識させられました)
最後に、いつの時代も、どんな自己啓発書もそうですが、読んで終わり・大満足、で終わる人が普通の人です。
ワクワクして、「あー、楽しかったね」です。
だからこそ、そういった本がいつの時代も売れ続けるのでしょうけど。(ある意味ありがたいことですが)
それではダメなんだということを著者も最後の方で述べていましたね。
背水の陣、やるしかない!、というくらいの気概・覚悟で前進あるのみです。
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