コウモリの糞(フン)害でお困りの方へ・・
・自宅サッシの下や裏側などコウモリのフンの被害に悩まされていませんか?
・スプレーや忌避剤で対策してもすぐにまたやってくる、どうにかできないかと強く感じていませんか?
・万が一の感染症や病気など健康面での不安もあるので駆除したいという気持ちはよくわかります。
コウモリに一度【軒下】【天井裏】【屋根裏】【雨戸】が気に入られると追い払っても、しばらくするとまたやってきて侵入した挙句にフンをするようになります。意外と頭がいいというか、しつこいやつらです。
コウモリは鳥獣保護法で守られているので、自分達が害獣だと思っていてもネズミを退治するようには駆除できないのです。
※ 実は害虫駆除してくれるので害獣というよりは益獣なのかも知れませんが、何といってもその見た目から人気がないのは多くの人が知るところです。
追い払っても何回もやってくるコウモリを、二度とこないように撃退した効果のあった駆除というか忌避方法・対策をご紹介します。
いちばん怖いのは、(自分のところでフンをするコウモリが)どんな細菌やウイルスを持っているか、という点です。
【今回の記事がおすすめな人】
■ コウモリのフン害に悩まされている人
■ 市販の忌避剤が「効かない」と感じている人
■ コウモリとの「いたちごっこ」に疲れた人
今回の話は、どちらかというと地方都市や田舎に住んでいる人向けの内容かも知れません。私も南九州の県庁所在都市の隣町に住んでいます。田舎です。夕方になると何匹ものコウモリが飛び回っています。
(もちろんコウモリは都市部にも生息しています。蚊がエサのようですね)
【結論】
■ いろいろ試した結果、コウモリ専用の忌避スプレーやアルコールは効果なしでした。
■ コウモリ退治というか、追い払うには【ナフタリン】がおすすめです。【商品名:ネオパース】
(防虫剤ですが、市販の防虫剤は【主成分】が2種類ありますので、間違わないように、ナフタリンを選択してください)
■ (私の場合は)数回で雨戸に侵入して来なくなりました。メデタシ・メデタシです。
■ ナフタリンは置いた後、どんどん小さくなるので定期的に新しいもの(においのキツイもの)に取り換えるとより効果的です。
※ 少しだけ辛抱強く続けると来なくなりました。(途中で1回水を掛けたのも効果があったと思います)
\ ネズミ被害ストップなら /
⇒ ネズミ退治なら粘着シート
スポンサードリンク
フンの被害発生状況はこんな感じ?!
コウモリの被害のいちばんは「糞(フン)害」に悩まされることがあります。
ある日突然、自宅の雨戸の下を見てみると・・なんと!?
小さな「黒い粒」がたくさん落ちているではありませんか。
最初は何かわかりませんでした。
アップでみるとどうやら「何かの糞(フン)」の様子。
雨戸の隙間をのぞいてみると・・「いたッ! 一匹?」(昼間なので就寝中?)
小さくて黒い「もの」が、じっと動かないで貼りついていました。
ツンツンやっても動きません。
寝ているのでしょうね。
実は、コウモリを(スズメバチなどの昆虫やネズミのようには)退治することはできないのです。
鳥獣保護法によって保護される対象となっています。
【コウモリは・・】
■ 鳥獣保護法によって退治できない。保護される対象。下手に退治すると1年以下の懲役・100万円以下の罰金刑。
■ よって ⇒ 追い出す・追い払うだけ、になってしまう。ほんのわずかな隙間から雨戸や屋根裏などに侵入してきます。
■ 侵入経路と思われる隙間などを侵入防止のためのテープでふさいでも、居心地よく感じた場所にまた帰ってきますし、タチが悪いことに入れないとなると、似たような場所を探してそっちに入り込むようになることもあります。
※ フンはもちろんのことですがコウモリが寝泊まりしている箇所はどんな病原菌がいるかわかりません。間違っても素手で触ることのないようにしてください。(リスク・危険性は後述)
コウモリの生態について
コウモリ退治・撃退とは話がズレるかも知れませんが、コウモリの生態について少し解説します。
昔の寓話でコウモリが動物か鳥類かというのがありますね。日和見・卑怯という話です。
・コウモリは日本全国にいるみたいですが北海道にはいないのです。
・普通に身の回りで見かけるコウモリは、イエコウモリ(家蝙蝠)と呼んでいる人もいますが、正式にはアブラコウモリと呼ばれる種類です。(北海道を除く)本州・四国・九州に広く分布しています。
・通常は昼間に(住宅にいるヤツは)天井裏や屋根裏で眠っていて夜間に活動します。エサは昆虫がメインです。
・イメージ的には山の洞窟などに住んでいるイメージですが、普通に人間社会の身近なところで生活しています。
・田舎だけでなく都会にも住んでいます。蚊などの害虫を食べてくれるだけならいいのですけどフンが問題です。
・冬は冬眠します。約半年近くが冬眠です。夏場7~9月頃が繁殖期になります。
・当然に夜行性ですので、昼間の時間は寝て夕方から夜に活動するというパターンです。
・夜に電灯など虫が飛んでくる近くに巣を作るというか、その当たりをねぐらにしている可能性も。
昼間、何気なく目をやったところにフンが落ちていたらコウモリの存在に気づきますけど、屋根裏や天井裏などに寝泊まりしていると気づくのが遅れます。
何といっても2センチ、3センチ程度の隙間があれば十分に侵入してきます。そこから建物の奥まで入ってきたら侵入経路を探し当てるのも大変です。
コウモリの危険性
最近では夏場にダニにかまれたことが原因で亡くなる方もいます。
とにかく私たち人間にとって、どんな被害・影響・危険があるかはわからない部分もありますから用心にこしたことはありませんし、やはりコウモリを退治するというか追い払うことが大切なのは言うまでもありません。
・あなたの住宅や店舗にやってくるコウモリ自体がどんなバイ菌やウイルスを持っているかは不明です。
・もちろんフンもどんな細菌・バイ菌・ウイルスが混ざっているかも不明です。
■ フンがついている場所を清掃する・消毒作業するために素手で触るというのは絶対にNGです。避けてください。
(清掃した後で殺菌消毒で熱湯などをまんべんなくかけるといった処理ができれば少しは安全ですけど、なかなかそこまでの【病原菌の防除】まではできないケースがほとんどだと思います)
・私はコウモリを触ったことはありますが、噛まれたことはありません。
・コウモリの口の中にどんな細菌・バイ菌・ウイルスが生息しているかわかりません。
■ コウモリに噛まれたらすぐに病院で処置してもらうのがいいかと思います。
■ コウモリが狂犬病のウイルスを持っていて噛まれたことから狂犬病を発病したケースもあるそうです。
・コウモリにどんなダニやノミがくっついているかわかりません。
■ 私は触ったことがありますが、絶対に触らないようにしましょう。
コウモリをそのまま住まわせているとさらにこんなリスクも!
■ コウモリは繁殖します。1回の出産で2、3匹の子どもを産みます。どんどん巣というかフン害の被害が大きくなることになります。(2ヶ月くらいで独り立ちします)
■ 天敵から狙われないような高いところに巣を作ります。天井裏、屋根裏など・・・それでも天敵は巣を襲うこともありますから、イタチやネズミなどがやってくる可能性も。
■ コウモリの鳴き声やネズミの鳴き声など騒音被害にもつながります。精神衛生上も良くありません。
■ 自宅や店舗の建物自体が腐食して痛むことで、耐震性などの面で家の耐用年数が短くなることも予想されます。
■ フンが大量になっていくということは、それだけ細菌・バイ菌・ウイルスなども増え続けることに。カビも増えます。
⇒ 感染症が怖いですね。
■ 獣臭(けものしゅう)というか臭いに耐え切れなくなることも。
■ コウモリが犬を噛んで狂犬病のウイルスを持っていることもあります。そのコウモリに噛まれると狂犬病発症につながる。
■ 1ヶ所だけの巣であれば業者に依頼しての駆除もそんなに高い金額になることはありません。けれども、巣が何ヶ所にもなると駆除するのに数十万円の費用が必要となる場合があります。
■ コウモリは繁殖して集団で巣を作る性質・生態があるのと、巣(ねぐら)に戻ろうという帰巣本能が凄いです。なので、いちど住みつかれたら追い出すのはやっかいです。
次は「効果がなかった忌避スプレー」についての検証話です。少しばかり悪戦苦闘の話にお付き合いください。
効かなかったコウモリ専用忌避スプレー【即効性あり・ただし持続性が・・】
スプレーの営業妨害をするわけではありません。効く場合と効かない場合がある、という話です
ズバリ結論です。臭いが薄れた頃に再びやってきました。残念!(我が家の場合です)
コウモリ専用の忌避スプレーはホームセンターやDIYのお店で購入できます。
主成分はハッカです。ハッカ油が使われています。
屋根裏などに侵入して巣くっているコウモリは、忌避スプレーで追い払いのがいちばんです。
ただし、その後で再侵入を阻止するための「入口」「穴」などを「パテ」などでふさぐ必要があります。
さすがに忌避スプレーを使うと、コウモリは逃げてくれます。追い出せます。
でも、雨戸の場合は「ふさぐ」ことができません。常に隙間がある状態です。つまり再侵入の防止ができないのです。
我が家はこのパターンでした。
私も、定期的にスプレーを使用していましたが、雨戸の場合などは雨がふきこんだり、風がスキマに入ってきますから、割とすぐに「臭い」が薄れるのです。
そうなると・・
いつの間にか「糞(フン)」が、また落ちているようになりました。
つまり、コウモリ忌避スプレーは、長期的な効果は期待できませんでした。
また、スプレー自体もそこそこのお値段がします。(デメリット)
ということは、コストパフォーマンスという観点からは、おすすめできない、ということになりました。
■ コウモリ忌避スプレーは即効性があって、すぐに逃げ出してくれるものの、効果が持続しない。
■ 意外とコウモリは手ごわい。(いちど気に入った場所が居心地がいいらしく、すぐ戻ってくる)
■ すぐに臭いが薄れて、または慣れて、やってくる! という検証結果となりました。
強力なアルコール(エタノール)はどうなのか?
【結論】
台所用ではなくて、業務用などに使われる「エタノール」というアルコールをまいてみましたけど・・コウモリ復活!
いちばん最初にフンを発見した時ですが、雨戸の内側などにたくさんのフンがこびりついていました。
当然、人間の健康にとっては「悪いもの」ですから、洗い流して、臭いの強いエタノールで消毒してみました。
これなら「臭い」も強いことから、さすがのコウモリも来なくなるのでは? と甘い期待をしましたが、簡単に裏切られました。
2、3日でコウモリ復活、でした。(苦笑)
すぐに臭いが薄れるのですね。
それで、居心地のいい「いつもの場所」にやってくるようです。
■ 消毒用のアルコールは効果なし!
コウモリ退治・追い払うには、ナフタリンが【絶対】おすすめ!
防虫剤は、メジャーな特にテレビCMなどで登場する防虫剤ではありません。昔の強烈なタイプのナフタリンです。
最近のヤツは、今流行り風に臭いがマイルドになっているものが多いですから。
とにかく「コウモリが嫌がる強いにおい」で出て行ってもらう、というやり方になります。(鳥獣保護法の精神にものっとっている方法です)
地方都市のドラッグストアやホームセンター等には売っているかと思います。
私が試行錯誤の結果、たどり着いた【コウモリ退治(忌避)方法】です。
もう、この対応をしてから何年も経過しますが・・その後、ナフタリンを追加したことは数回しかありません。
今では、もう置いていたナフタリンは消滅しています。
それでも有効だった、ということです。
いちど、においが薄れたかな、というタイミングでコウモリがやってきたことはありました。その時は、ホースの水をかけて追い払ってから再度ナフタリンをたくさん並べました。
その後はコウモリが来ることはありません。なのでナフタリンを(一度は試してみることを)おすすめします。
ナフタリンについて少し詳しく注意点を解説します。間違って臭いの(最近流行りの)マイルドなヤツを買わないようにしてください。
虫よけ用の防虫剤は大きく2種類があります!【注意点】
最近の防虫剤は、最近の消費者のニーズから臭いが強くない、臭い移りしない、製品が好まれるのでしょうね。
無臭とか、臭い移りしない! を「売り」にしている製品の方が圧倒的に多いようです。ドラッグストアの品揃えも臭いの強い、昔ながらのナフタリンは敬遠されるみたいです。
最近はナフタリン系ではなくて、パラジクロルベンゼン系が主流?
コウモリ退治が目的なら、ドラッグストアで防虫剤を探す時は、成分をじっくりと観察・判断してください。
ほとんどが臭いの弱い「パラジクロルベンゼン」が主成分の製品が多くなっています。
注意書きにもありますが、パラジクロルベンゼン系の防虫剤とナフタリンを併用したら危険ですので絶対に避けてください。
パラジクロルベンゼン系の防虫剤は正直、袋の外から臭いを嗅いでみると・・まさに「微香」です。
(コウモリ退治なら)単純にナフタリンだけを購入されることをお薦めします。
■ 最近の臭いがマイルドな「パラジクロルベンゼン」系の防虫剤は避けた方がおススメ!
なぜなら、コウモリは逃げ出してくれません!
昔ながらのナフタリンならいいのでは?・・
ズバリ、私が購入した商品をご案内させていただきます。
その名も・・「ネオパース」です。
オレンジ色の袋や包装資材です。
⇒ https://amzn.to/3OUQY6I
昔ながらの「円形」の防虫剤が薄い紙フィルムの中に1粒ずつ入っています。
錠剤の大きいヤツ、というイメージです。
また、手にした時の「臭い」もきついですので、間違うことはないかと思います。
私がたどり着いたコウモリよけのためのナフタリンは、まさにコレでした。
ただし、臭い(匂い)のマイルドな【ネオパラエース】はコウモリにとっては効果なし、です。
もし身近な薬局・ディスカウントストア・ドラッグストアなどにナフタリン系の防虫剤がない時は注文することになります。
アマゾンなどのネット通販で注文して配送・配達して届けてもらうのがラクですし、時間もあまりかかりません。
何といっても普通に日常生活をしながら、到着を待って届いたらナフタリンをセッティングするだけですから。
最近はやりの無臭を強調した「防虫剤」は、人にとっては無臭でいいのですが、コウモリにとっては「忌避」にはなりません。においの強い強いナフタリン製剤という文字が成分表を入っているかを確かめてから購入してください。
価格的にも高価なものではありません。それでいて十分に効果がありますからとおすすめです。
【注意点・再掲】
・ネオパラエース・・コウモリは逃げだしてくれませんでした。⇒ ×
・ネオパース・・コウモリが逃げてくれました。⇒ ○
コウモリ退治(追い払い)に最適な「ナフタリン」の効果的な使い方
ナフタリンの錠剤は薄い紙フィルムに入っていますが、それを取り出してください。においが強烈です!
上図のようにコウモリよけのためのナフタリン錠剤を直接、置きたい場所に、並べてください。イメージとしては「これでもか・これでもか」というくらいの数を並べたのです。
ちょうど我が家の雨戸の場合は、内側に雨戸のレール部分に「たいら」な部分がありましたのでそこに並べました。
正直、かなり「臭い」ます。
外からの風で、ナフタリンを置いた雨戸のある部屋の中に「臭い」が充満します。これならコウモリも「嫌だ!」と思ってくれると感じました。(慣れるまで自分が大変ですけど)(笑)
部屋で勉強したり、寝泊まりするにはちょっと「難(なん)」があります。
人によっては耐えらないかと思います。
まあ、我が家の場合は、たまたま該当の部屋が空き部屋だったので幸いでした。
その結果は・・最後のまとめで繰り返します。
コウモリ駆除に蚊取り線香の効果は?
蚊取り線香の煙がコウモリよけにいい、という声があります。当然、ネズミ忌避のための【煙で燻す(いぶす)】とタイプの忌避剤と同じ発想です。
人間もそうですが地上の生き物は肺で呼吸をしています。煙は成分にかかわらず呼吸や目などに影響を与えますから、煙を発生させて追い払うというのも理由の一つとしてあります。
先に「ハッカ油」の成分の忌避スプレーの話をしました。
コウモリがハッカのにおいが嫌いだ、ということに基づいての忌避剤でした。
閉ざされた空間にいるコウモリや、とりあえず短期的に追い出すためには煙も有効かも知れません。ただし、私の家に寝泊まりしていたコウモリは雨戸の隙間という自由にコウモリも空気も出入りできる空間でしたので煙でのコウモリ退治は実行していません。
私はコウモリよけには試していませんが、山での作業やキャンプ用の(普通の蚊取り線香よりも)強力な【防虫用線香】があります。(森林香というネーミングもあります)
この線香は強力です。私も庭先での作業では普通の蚊取り線香だと全然効果なしなので、蚊を追い払うために山・キャンプ専用の防虫用線香を愛用しています。
もし、コウモリよけに蚊取り線香を使ってみたい・試してみたい、という方はこの強力な防虫用線香・森林香を試してみてはいかがでしょうか。
ただし効果のほどは保証いたしません。そもそも、火を使う形だと万が一の時に火事になる可能性があります。
コウモリ駆除のためのコスト面の比較検討とおすすめ方法
市販されている専用の忌避剤は高額なものが多いです。私のおススメするナフタリンは1箱買えば、コウモリが活発に活動する「ひと夏」はゆうに使えます。
ズバリ商品名をいいますと、ネオパースです。
400gの袋入り1袋で32個の錠剤が入っています。
10個使っても、追加補給も含めて3回分のコウモリよけの仕掛けづくりができます。これで価格が500円前後ですからお得だと思います。
密閉された空間なら忌避剤もいいのですが(そもそも密閉だとコウモリも侵入してきません)、空気が出入りする場所だと「におい」はどうしても薄れます。なので・・
スプレー、煙、放水などで一度追い出したコウモリが二度と【ねぐらにしている場所・空間】に入れないように、テープのようなもので目張りしたり板を打ちつけて隙間をなくしたりすれば、完全に対策が完了します。
この追い出して、物理的に二度と入れなくする、というやり方ができる人は忌避スプレーなどを使ってもいいかと思います。
■ 専用の忌避剤=わりと高い(高額) ⇒ 1回キリで追い出せて二度と入れないような形ならアリ、おすすめです。
つまり、追い出した後、建物の設備・構造面を含めて対策ができるなら市販の忌避剤でいいかと思います。
■ ナフタリン=わりと安価 ⇒ 隙間のある空間がコウモリのねぐらだったら、モグラ叩きのように何回も何回も対策する必要があるので専用の忌避剤よりも価格が安くて済むナフタリンの方がおすすめとなります。
次は自分の手をわずらわせることなくプロの業者に依頼する方法について解説します。
プロの業者に依頼する方法
コウモリのフンを触りたくないし消毒作業なども面倒だ。駆除で追い出した後の対策まで含めてちゃんとしたプロの業者に依頼したい、という方もいらっしゃいます。
身近なところで依頼できる業者さんがいるエリアだといいですけど、見つからない場合もあります。
北海道から沖縄までの日本全国対応ができる業者さん、地域限定のエリアで活動している業者さんなどさまざまです。
また見積り無料であったり、出張にもある程度弾力的に対応してくれたり、費用も含めていろんな業者さんがいますので比較検討して依頼してもいいかと思います。(まずは気軽に電話一本するのもアリ)
今回は全国エリアでの対応ができる業者さんと地域限定の業者さんをいくつか紹介します。
エリア | |
---|---|
コウモリ駆除navi | ■ 日本全国どこでも可能 |
ハウスプロテクトの害獣駆除PLUS | ■ 対応エリア 【関東】東京都、埼玉県、群馬県、千葉県、栃木県、茨城県 【関西】大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県 【東海】愛知県、岐阜県、三重県、静岡県 【中国・四国】岡山県、広島県、島根県、鳥取県倉吉市、愛媛県松山市、愛媛県今治市、香川県高松市、香川県丸亀市 【九州】福岡県、熊本県、長崎県、佐賀県、大分県日田市、山口県下関市 |
害獣駆除【ムシプロテック】 | ■ 41の都道府県でOK ■ 対象外が6県:岩手・新潟・富山・宮崎・鹿児島・沖縄の6県、を除く41県全国対応 |
害獣退治屋さん | ■ 対象地域 【関東】東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城 【中部・東海】愛知・岐阜・静岡・富山・石川 【近畿】大阪・京都・奈良・兵庫 【九州】宮崎 |
次の3つのポイントを事前に確認してみることをおすすめします。
【1】コウモリを追い出した後、侵入経路を見つけ出して、(再発防止の対策として)経路をふさいでくれるか?
【2】フンの清掃や消毒作業までやってもらえるのか?
【3】場合によっては行政に許可を取って徹底的な駆除までしてもらえるの?
いくつかの業者さんを紹介させていただきます。リンクは用意していませんので検索してみてください。
なお、情報については記事作成時のものとなっていますので、最新の情報を各社のホームページにて確認されることをおススメします。
コウモリ駆除navi
シェアリングテクノロジー株式会社という会社が提供している商品・サービスです。
電話一本で最短即日対応。費用もコウモリ駆除から再発防止策まで約30,000円くらい~という価格水準となっています。
日本全国・年中無休・24時間対応
現地調査は【無料】
【対応エリア】
日本全国
ハウスプロテクト(害獣駆除PLUS)
株式会社GROWTHという会社が提供している商品・サービスです。
対応エリアが少しだけ限定されます。
再発を徹底防止するのが特徴。
無料相談
【対応エリア】
【関東】東京都、埼玉県、群馬県、千葉県、栃木県、茨城県
【関西】大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県
【東海】愛知県、岐阜県、三重県、静岡県
【中国・四国】岡山県、広島県、島根県、鳥取県倉吉市、愛媛県松山市、愛媛県今治市、香川県高松市、香川県丸亀市
【九州】福岡県、熊本県、長崎県、佐賀県、大分県日田市、山口県下関市
害獣駆除【ムシプロテック】
株式会社アシストという会社が提供している商品・サービスです。
基本全国対応ですが岩手・新潟・富山・宮崎・鹿児島・沖縄の6県のみ除かれます。(計41都道府県)
見積り無料・出張無料・相談無料
【非対応エリア】
×岩手、×新潟、×富山、×宮崎、×鹿児島、×沖縄 ⇒ のこり41の都道府県でOK!
害獣退治屋さん
株式会社GRACEという会社が運営しているサイト・サービスです。
本社は横浜ですが対象地域も順次増やしている途中です。【全国店】の表記もありますから下請けというか施工業者に委託する形で受けているのかも知れません。
【対応エリア】※ サイト上には【全国店】と表示されています。
【関東】東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城
【中部・東海】愛知・岐阜・静岡・富山・石川
【近畿】大阪・京都・奈良・兵庫
【九州】宮崎
業者に依頼した時の駆除の相場・・通常はどれくらいの費用がかかるのか?
3万円くらいから駆除可能な業者もご案内しました。
たぶんに1ヶ所のねぐらでスムーズに退治・駆除できた場合の話です。
先にコウモリは集団で巣作りするとの話もしました。となると、自宅や店舗において何ヶ所にも「巣」がある場合も起こりえます。
そんな大がかりになった時の相場は数十万円にもなる場合があります。ですから、、
軽微なもの・少ない被害ならば3万円程度から、大掛かりなもの数十万円~50万円くらいとなる場合もあると考えるのが普通です。
プロの業者選定の時の注意点
■ 個人の便利屋さん的な方がやっているケースもありますが、ちゃんと業者として登録されている会社であっても実際の現地調査や駆除作業を個人に委託している場合(いわゆる施工業者として個人に依頼されていること)もあります。
(どっちがいい・悪いはありません)
■ そもそも場合によっては行政に駆除の申請・許可をもらって大掛かりに駆除作業してくれるところまで責任を持ってしてもらえるのか、という点も事前にチェックすることが大切。
■ 単純に追い払い用の機器などを設置して終わり、といったような悪徳業者に依頼いないようにしてください。
(費用負担の明細などが◯◯一式で◯◯万円となっていたら具体的な内訳をヒアリングするくらいでもいいかと思います)
プロの業者に依頼して作業処理が終わった後で、コウモリの再侵入を防止・防除するために【ナフタリン】を使うというのもアリです。
私のやったコウモリ退治の具体的な方法(失敗と成功の体験)
前提
・屋根裏、天井裏までは侵入なし。
・家の外にある雨戸(台風の時など以外は使わない)と自宅建物の壁の隙間に入り込んで寝床にしていた。
・2部屋分の雨戸に数匹ずつ。(2箇所)
・隙間が数センチあることから(風・空気も)出入り自由、煙を焚くという追い出し方法は使えず。
・においで追い出すしかない、と判断。
具体的なやり方
・隙間にいたコウモリに噴射する感じで市販のコウモリ忌避スプレーで追い払う。
※ 昼間、寝ていたコウモリを叩き起こして追い払った形。
※ 1匹は数メートル移動しただけで、すぐ近くの壁の隙間に一時的に避難。
※ すかさずその1匹にもスプレーを噴射。逃げる。
・コウモリがいなくなったところでフンをかたずけて、壁に張り付いていた部分を含めてと洗剤で洗う。
・洗った後で、エタノールのアルコールで消毒(結構なにおいがしたもののすぐに薄れる感じ)
・雨戸と壁の隙間をふさぐことはできないのでそのまま。
具体的なやり方【ナフタリン編】
・今度は雨戸と壁の水洗い(フン流し)も兼ねて、水で追い払う。
(もともと雨風が入り込む雨戸と壁の隙間部分だったので可能。屋根裏・天井裏ならスプレーが無難です)
・フンを除去、水洗いして、キッチンペーパーで水気をとってから【ナフタリン】を配置。
・ 前掲の図のように1つに雨戸の下の部分に10個以上を並べました。
・翌日以降チェックしてもバッチリでした。姿を見せることはなくなりました。
(たぶんどこかに行ってくれたのだと思います)
※ ただ、窓を閉めていてもナフタリンの強烈なにおいが部屋に入ってくるのは少しばかり抵抗がありますけど。
においに慣れるというか、においが薄れてくる頃にはコウモリがやってこなくなっているので一安心です。
【ここでのまとめ】
・2日続けてコウモリにとっての安息の地=寝床を攻撃されたことが大きかったのではないか。
⇒ もうここには住めないよね、ということを身体で覚えさせられたということです。
・コウモリが住みついていた場所にもよりますが、ナフタリンは安価で効果ありのコウモリ対策です。
\ ネオパースはご近所の薬局やドラッグストアで探してみてください /
⇒ アマゾンでも購入できますがご近所で購入できたら安くで済みます
ちなみにアマゾンだと・・
最近は臭いが強烈な点で敬遠されているらしく、ドラッグストアにも置いてないことがあります。残念!
ネットで買うと高くなるので身近でゲットできたらいいのですけど・・
まとめ【コウモリ駆除にはナフタリンがお手軽・簡単・安価で、効果あり!】
コウモリ退治はいたちごっこです。
追い払っても追い払っても、ほとぼりが冷めたころやってきます。なので早期発見・早期対策が最善です。
【まとめ】
まあ、ナフタリンの強烈な臭いが薄れたかなぁ、という時には追加して置いておけば大丈夫です。
1箱購入すれば十分にひと夏は使えます。(1箱32個入りは大量に感じますし2箱買っても1,000円くらいです)
2ヶ所くらいの雨戸ならば1箱使い切る頃には寄り付かなくなってくれます。
臭いがきついのが(少しだけ)難点ですが、ガマンできる方はぜひ試してみてください。
退治というよりは、追い出すことに成功したという話でした。
老婆心ながらコウモリには冬眠期と活動期があります。活動期に痛い目(強烈なイヤな臭い攻め)にあってもらった方がいいですね。
【追伸】(再侵入を防ぐ防御策が徹底していないと)
・いつの間にか、逃げ出したコウモリとは別のコウモリがやってきたり、雨の日などに一時避難的にやってくることはあります。
・窓の雨戸の下などだと、日頃少しだけ注意するだけですぐにフンを見つけることができますので、チェックだけはコマ目に怠らないようにしておくことをおすすめします。
・少ないフンの量や一晩だけの立ち寄り程度ならば様子見でもいいかも知れませんが、別のコウモリがまたやってきているなら、すぐに洗浄・消毒・ナフタリンで追い払ってください。
ここまでありがとうございました。
【追伸】
ネズミ退治にお困りな方はこちら。
\ 粘着シート+チーズで一撃!/
⇒ ネズミ退治なら粘着シートがいちばん
※ いやいや、コウモリにネズミって「(お前が住んでるところは)どんだけ田舎なんだよ」って言われそうです。(苦笑)
スポンサードリンク