元銀行員30年選手としての私見だと思ってください。
【今回の記事がおススメな人】
・コインランドリーへのチャレンジを考えている人。
・いろんな副業、その延長線上としてのコインランドリーへの投資も考えている人。
元銀行員としてのいろんな経験・知識から・・
【結論】
・初期投資がどうしても大きくなります。失敗した時のリスクは大で、ダメージもかなりのものになります。
・立地条件と対象地域・顧客層の「生活習慣」に著しく影響されます。(詳しくは後述)
・好立地に出店できても、ライバル・競合店出店で、ある日突然に苦戦に転じることもあり得ます。
お店自体が、コンテナを使ったお店で次の場所へと(クレーンで釣り上げて)簡単に移動できるようなビジネスモデルであれば、まだ別の出店地を求めて移動することもできますが・・
できなければ老朽化が進むのに、お客さまが増えない、新しい(設備)投資も・更新投資もできない、となればジリ貧になる可能性すら起こりえます。
都道府県単位で「(お墓参り用も含めて)生花」がいちばん消費されるのはどこかご存知ですか?(出荷ではなくて、消費の方です)
出荷のいちばんは愛知県です。大消費地に近くてそれなりの土地があって一次産業が充実しているので当然かも知れません。(どうしても生花ですから、消費地に近いというのが圧倒的に有利です)
さあ、消費される都道府県は(一人当たりとか一世帯当たりという切り口だと)どこかというと、ベスト3は、宮城 ⇒ 佐賀 ⇒ 鹿児島 となっているみたいです。
実際、私の住む南九州(鹿児島・宮崎)では、墓参りを大事にする習慣・風土があります。
花屋さんを今からオープンするなら、母の日などのイベント向けにするのか、墓参り向けにするのか、葬儀屋さん向けにするのか、で出店地域と場所とスタイルが違ってきます。
この「生花」と同じです。コインランドリーも、どこでどんな層をターゲットにしてやるのか、によって戦略が違ってくるのは当たり前です。
\ 前述のコメントについて /
【詳細後述の点】立地条件と顧客層について
・そもそも、コインランドリーを使う層が多くいるのか・・夫婦とも朝早くから共働きとか、服を汚す子どもたちも多い世帯が住んでいるのか、曇りの日が多い土地柄だとか、ライバル・競合のお店があるのか・ないのか、といった単純なことも極めて重要になってくることは間違いありません。
・自分ちの庭先でどうどうと洗濯物をひろげている家庭が圧倒的に多い地域だと、しかも晴天の日が多い地域だと苦戦するかも知れませんね。
・わざわざ自家用車でやってきてくれる層をターゲットにするなら、駐車場を含めての利便性も当然に求められることになります。
つまり、いろんな視点から「あーでもない、こーでもない」と思案することが大切です。
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YouTube動画にあったコインランドリーの末路話
まとめ
【まとめ】
・本来の副業・投資の考え方なら、最初に成功したら ⇒ 次に第2弾、第3弾と同じビジネスモデルを展開していくことで(横展開)、収益の機会(財布の入口)を増やすことが可能となります。
※ ただし失敗することも起こりえます。
・そこまでを意識して投資の決断に踏み切るべきです。
・大企業が将来への投資として、新商品の開発や新事業に投資するのとは根本的に違います。大企業は失敗しても次なる投資へ方向転換できますけど、個人レベルで失敗すると・・リカバリーが困難になる可能性のある副業・投資もあります。そんな副業・投資はどうしても疑問符がついてしまいます。
リカバリーできないくらいの借金だけが残ってしまった、となったら残念です。人生詰んだら悲しいですね。
まあ、いろんな資料・パンフレットなどを取り寄せて勉強してみるのも、ありです。
ここまでありがとうございました。
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