ウイルス対策ソフトやセキュリティソフトによっては、ありがたいことに過敏に反応して対処してくれるものもあります。
ブラウザを更新(再読み込み・リロード)する時に、常にこんな表示が出て困ったことはありませんか?
【今回の記事がおすすめな人】
・(上画像のように)表示されているポップのリンクからいろいろ調べても「何のことやら?」となった人への解決策です。
元銀行支店長で最終経歴が個人ローン関連部門の部長職を経験した秋田がわかりやすく解説します。
【前提条件】
・WPをエックスサーバーにて運用
・WPテーマはSWELL
・特に珍しいプラグインなどをインストールしていない
【結論】
・SWELLの画像読込み【遅延】機能を外したことで解決。
思うにセキュリティソフトESETが敏感に・過剰に反応したためではないか、と結論。
では、症状と解決策をご案内します。
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症状と解決までの四苦八苦
前述の画像のような症状が常に表示される形です。
自分でブログを運営していますから、記事更新してリロードさせる度に表示されていました。何で? という状況でまったく解決策が思いつきませんでした。
・他のパソコンでも表示される。
・いつも使っているブラウザとは違うブラウザを使っても表示される。
・パソコンが感染しているかも、と思いセキュリティソフトESETで検査しても異常なし。
・レンタルサーバー内にウイルスやマルウェアが入り込んでいることは「ない」はず。
・自分が運営しているブログ内の記事というか、そんな記事内に紛れ込んでいるのか?
パソコンによっては下画像のような表示までされてしまい、完全にアクセスがブロックされることもありました。
もがいたこと=原因追求
ポップアップで表示された警告のリンクからいろいろと原因追求してみると、
「トロイの木馬」とか「プラグインが原因」とか浮かんできました。
・JS/ScrInject.Bの表示・・トロイの木馬
・lazysizes.jsの表示・・プラグイン(遅延表示)
上の2つが、またはどちらかが怪しいとなりました。
WPのプラグインについては特に怪しいのはインストールしていませんでしたので、最終的には「WPテーマ」側で「画像の遅延表示」を仕掛けているのが要因では? ないか、と行き着いたわけです。
トラブル解決策の結論
最終的に2つの方策をやりました。
1つ目・・SWELL設定から遅延読込みの機能を外す
WPのダッシュボードから「SWELL設定」⇒「SWELL設定」⇒「高速化」⇒「遅延読み込み機能」のチェックを外しました。
「スクリプト(lazysizes.js)を使って遅延読み込みさせる」から ⇒ チェックを外してください。
2つ目・・良かれと思って設置していた仕組み(ツール)を外す
まとめ
2つの対策のどちらがメインの原因だったのかは(今となっては)不明です。
ひょっとしたらSWELLの画像表示遅延機能が他のプラグインとの組み合わせで(相性の悪い組み合わせが起こっていて)、ESETが反応していたのかも知れません。
というのも、同じ日本地図を表示させた他のブログもあるのですが、そのブログではESETの防御反応がまったく出ないのです。(ということは日本地図の影響ではなさそうだ、ということになります)
※ プラグインとの組み合わせやサーバーのphpのバージョン、WPのバージョン、SWELLのジージョンなどが微妙に絡みあっているのかも知れません。
ただし、とにもかくにも解決した形になりました。
なので結論です。
【結論】
・ESETの過剰?防御反応を解決するために、SWELLの【画像遅延読込み機能】をOFFにするのはアリ。
・余計な仕組みを記事に入れ込まない・使わないようにする。
・(ひょつとしたら)プラグインとの組み合わせも考えられるので、プラグインの自動更新機能もOFFにしておいた方がいいかも知れません。
ここまで本当にありがとうございました。