書物的に・理論的に言われている堆肥の量は以下のようなものです。(全量施肥の場合)
・1平方メートル当たり2kg~3kg
・1,000平方メートル(10アール=1反)当たり1.5トン~2.0トン=1平方メートル当たり1.5kg~2kg
【今回の記事では】
・家庭菜園・ガーデニングでの肥料の量の目安がわかります。
・特殊な場合(たとえば「お腹一杯食べたいトウモロコシなど」)は、倍の量が必要、というのがわかります。
まあ、私の場合は全量というよりは・・苗を定植する時にその部分に集中的に(根の広がりが予想される範囲内の当たりに)鶏糞+化成肥料をパラパラと混ぜ込んでからの定植、をやっています。
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1平方メートル当たり1.5~2~3kgだとすると・・
■10坪当たり=5.5m×6m=33平方メートル=1平方メートルの33倍 ⇒
■33倍×1.5~2~3kg= 49.5kg~66kg~99kg となるけど・・結構な量になってしまう!
これだと過肥になるかと思います。
一般的に(南九州の)農家の方からヒアリングした数値だと・・
約10坪で30kgの堆肥(肥料)
=15kgの袋×2袋分
5.5m×6m=33平方メートル
=10坪で約30kgの堆肥
元々、土地が肥沃なのか、痩せているのか、でも違ってきます。
一概には言えません。あとは経験則から「最適解」を探しもとめる旅だと思います。
私の場合の目安!
約10坪=5.5m×6m=33平方メートルに、鶏糞堆肥を約20kg+化成肥料をパラパラと撒く、という感じです。
⇒ (畝・畑)全体的に鶏糞堆肥と化成肥料をパラパラとやって、あとは苗を定植する時に穴を掘ってその周辺の土を含めて30~50cm四方にまた鶏糞堆肥と化成肥料をパラパラと追加して(土と良く混ぜて)、そこに苗を定植するというパターンでやっています。
あとは、追肥です。
追肥は株元ではなくて、葉の茂っている当たりの下まで根が伸びている可能性があるのでわりと広めの範囲にパラパラと適当に撒いています。
最初からたくさんの肥料をやると「根が焼ける」というのと、軟弱になって病気や害虫被害が増える、という話を聞いているからです。
トウモロコシは2倍の施肥(肥料)が必要!
これも農家さんのアドバイスです。
夏にトウモロコシを育てた場所で、秋・冬に大根を育てる時は(ダイコンの種まきの時には)肥料を施さなくてもいい、という人もいます。
トウモロコシ(夏) | 大食漢 | たくさんの肥料が必要 |
---|---|---|
ダイコン(冬) | 小食家 | 残りもので十分 |
もちろん、トウモロコシの後だからです。
その他の野菜の後だったら、ちゃんと肥料をやらないと育たないと思います。
まとめ
私の場合の(私の家の庭に施す時の)肥料の目安は・・
・使う肥料は「鶏糞堆肥」+「8:8:8の化成肥料」の組み合わせ
・鶏糞堆肥20kgを1袋+化成肥料をパラパラ
理想は種まきや苗の定植の前に、苦土石灰を撒いて、鶏糞堆肥と化成肥料を事前に土中に施しておく、というのが理想だと思うのですが・・
忙しいサラリーマンで、週末に耕して、種まき・定植まで一気にやる自分としては、同日に施肥をやっています。
参考にしないでください、マネしないでください。
ただ、この基本パターンで十分に「いい・美味しい野菜」が育ちます。(自画自賛)
植物は強いです。
ここまでありがとうございました。
【追伸】
桜の開花予想の案内と園芸カレンダーのページあります。
\ 桜の開花予想案内とガーデニングカレンダー/
⇒ 桜の開花予想案内とガーデニングカレンダー
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