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フードトラック
キッチンカー
移動販売
さらには
ケータリング、
デリバリー
など・・・
なんとなくイメージでとらえていてハッキリとした違いまでは理解されていない場合が多いのかな、と思います。
そんな中、フードトラックは最近、注目されてきたビジネスモデルです。
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ランチ難民を救う、という使命・役割的な視点からも注目されているジャンルです。
地方に住んでいるとビックリしますが・・・
(地方では口にすることのできないような料理・メニューが揃っています)
今までは店舗でないと食べることのできなかったような本格的な『料理』をメニューにしている
フードトラックが多いのには驚かされます。
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ビジネスモデル的にみた場合には、1日に数ヶ所回れたら・・・
結構なお金になるかと思います。
かなり稼げるのではないでしょうか。
銀行に31年間勤務した後で定年退職後にネットビジネスで起業した秋田です。
ミネラルウォーターの通販をしています。
アフィリエイターさまを募集している側の人間です。
今回のテーマは、『フードトラックビジネス』についてまとめてみました。
副業、起業という観点から興味のある人は頭の中に入れておいていてもいいキーワードです。
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フードトラックとは? キッチンカー・移動販売との違いは?
厳密に区別された形での使い分けはされていない、と思います。
ほぼほぼ、同じものだと認識して大丈夫です。
フードトラックは、数年前に『ランチ難民』を救う、という狙いも込めて
TLUNCH(トランチ)というビジネスモデルを展開した Mellow という会社が
国内最大のプラットホームになっているようです。
目のつけどころが凄いですね。
どちらかというと、都市部・オフィス街を中心にして展開されているビジネスモデルです。
最近ではマスコミにもよく取り上げられています。
何といっても単なるファーストフードやお弁当的なものではなくて、
本格的なメニューが用意されているのが凄いです。
海鮮、和食、肉料理、イタリアン、エスニック、アジアの料理、さらには
世界各国の珍しい料理であったりもします。
毎日決まったお弁当に飽きていた人には、ほんと魅力的です。
キッチンカー・移動販売と同じものだととらえてもいいかと思いますが・・・
これまでの移動販売はお弁当やパン屋さんというイメージでした。
移動販売は工場などでつくったお弁当やパンなどを持って(運んで)きて販売するようなもの。
キッチンカーはその場で調理してくれるものですが、遊園地内に来ている『車』のようなイメージで、
フランクフルトとか、タコ焼きとか、ハンバーガーなどのファーストフードをイメージする人も
多かったと思います。
それが、都会のオフィス街、ビジネス街などで本格的なサラダや多国籍料理なども提供するように
なってきているのがキッチンカー、フードトラック、という感じかな、と思っています。
フードトラックビジネスの仕組み
一言でいうと・・・『ビジネスマッチング』というところからのモデルです。
移動販売というのは、地方でも工場群の中やビジネス街に出向いて・・・
お昼ご飯時に軽トラックやバンなどの商業車を使ってお弁当などを販売している
ビジネスモデルは昔からありました。
下手すると保健所の許可だけで商売している人もいるかも知れません。
(道路使用の許可などを取得せずに)
これに対してフードトラックビジネスは・・・
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ビジネスマッチング、というイメージでとらえてください。
関係者が『WIN-WIN』となるビジネスモデルです。
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ビルオーナー | 敷地空スペースの活用でお金が入ってくる |
---|---|
オフィス街のサラリーマン等 | 昼ごはん難民からの解放 ファーストフード的なものではなくて、本格的な昼食メニューを選択できる |
マッチングを提供した会社 | 参加者(フードトラック)が増えれば売上アップ |
フードトラック | 店舗ビジネスで起業するよりもずっと安く(少ない投資金額)で 飲食業にチャレンジできる |
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これをビジネス的に考察すると、
先日、テレビでも取り上げられていましたが・・・
1日、約70人のお客さまがついてくれたら・・・ビジネスとして成り立つそうです。
料理好きなエステティシャンの方が、昔からの夢だった飲食業を始めた、
というような実例なども紹介されていました。
ケータリングとデリバリーの違い。宅配といっしょ?
まずはデリバリーからイメージしてください。
ズバリ・・・出前の世界です。
昔のおそば屋さんやラーメン屋さんでも出前をしたりしていました。
(もちろん今でも存在するサービスです)
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最近では、デリバリーでいちばん身近に感じるのはピザ宅配でしょうか。
お手軽で簡単です。
一度や二度は、実際に注文したことのある人も多いと思います。
これに対して・・・ケータリングは、
『人の出前』です。
会議場やイベント会場などで、立食パーティー形式のものがあったり、
会場内に(壁際などに)、ちょっとした屋台風の(そば、寿司の握り、揚げ物などの)コーナーが
設けられている時があります。
その時に、それぞれのコーナーに『料理人』がついていますね。
これがケータリング、です。
プライベートなパーティーなどで『シェフ』に来てもらって目の前で料理してもらう、
というようなイベントに参加したというようなことはありませんか?
ケータリングは、結構、特別感のあるイベントを演出できるかと思います。
イベント等を企画する・仕掛ける側が『要請』するサービスですね。
このケータリング的な発想を、仕掛ける側が、空きスペースを持っているビルのオーナーと
飲食業で起業したい人とを結びつけた(マッチングした)ものが最近のフードトラックビジネスですね。
フードトラックビジネスのまとめ
第二の人生で起業したい、飲食ビジネスで起業したい、という方だけでなく、
飲食店を経営しようか、と思っている人にも『選択肢』の一つとして頭に入れておいて欲しいキーワードです。
なぜなら・・・
実店舗での飲食店ビジネスは、初期投資がかなりの額になってしまうからです。
200万円、300万円でスタートできる飲食店ビジネスはなかなかありません。
人口がそこまで多くない地方都市なら400、500万円規模の投資でスタートすることが
可能かも知れませんが、通常はその金額レベルだと不可能です。
たとえ居抜きで備品なども中古で揃えたとしても・・・賃貸物件の契約時に家賃の10ヶ月分といった
契約条件になると、すぐに数百万円が飛んでいくことになります。
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通常ならば、実店舗で飲食店ビジネスをスタートさせようと思ったら・・・
最低でも1,000万円単位の投資になるはずです。
そう考えると・・・今回取り上げた『フードトラック』ビジネスは、少ない投資金額で
夢の実現に向けての行動をスタートさせることができる、というビジネスモデルだと思います。
最初から大きなリスクを取りにいくのではなく、いざとなったら『撤退』も決断できるモデルかな、
という気がします。
お試しで200万円、300万円の投資をする人はいないかと思いますが、1,000万円、
2,000万円単位の初期投資をするよりはずっとお薦めです。
そもそも、初期投資が大きくなればなるほど事業計画にムリが生じることになりますし、
お客さま本位でなくなったりもします。
お客さまに本当に喜んでもらうために料理の質と価格を決めるべきなのに、
原価に欲しい『利益』をプラスして、それを売価にしたら・・・
ターゲットとしているお客さまに受け入れられかどうか、という次なるハードルも出現します。
無理をしないためにも、初期投資は抑えたいものです。
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飲食店ビジネスは・・・開業して
2年で約5割、10年で約9割が廃業していく世界、だそうです。
もちろんライバルの出現や立地環境の変化、というのもありますが・・・
そもそも日本の人口は減少し続けているのです。
その中での競争です。
それでも起業したい、何らかの副業にチャレンジしてみたい、という方なら・・・
『フードトラック』ビジネスは一考に値します。