パソコンのログを見られた(会社側から監視されている)ことで憤慨している人の事例がありました。いろんな発言ができるサイトでの投稿らしいです。(結局その方は会社を退職されたそうですが・・・)
■ 会社内のパソコンを私用で使ってもプライバシーがあるはずだ、という考え方。
■ 会社側の監視はやりすぎだ、という理由ですね。
まあ気持ちはわからないでもないですが・・・会社側(組織)もリスク管理がありますから【看過する(見過ごす)】ことはできませんね。
銀行に31年間勤務して定年退職後にコンサルタント・ネットビジネスで起業した秋田です。検査部門で全店的に検査していた経験もあります。
【今回の記事がおススメな人】
■ 会社内のパソコンの使用とプライベートな使い方について【曖昧な判断基準】を持っている人。
■ これまで社内のチェック(監視)で「注意・お咎め(おとがめ)」を受けたことのある人。
■ 会社のパソコンを【私用】で使うことがある人。
どんなに正統な理由を(屁理屈を)つけてもまず裁判しても負けると思います。
学生時代の延長で「仕事」をとらえて会社内での仕事を軽く考えている(就業規則そのものも軽く考えている≒意識したことがない)という思考なら【プロ】として失格となります。
スピード違反や一時停止違反の取り締まりの時に「自分だけ捕まって罰金払うのはおかしい。他の人も現に今もやっている」と屁理屈をこねてもダメなのと同じです。
【今回の記事でわかること】
■ すべての行動・発言・操作が見られている、という認識が必要である、ということ。
■ 会社には就業規則という決まり=ルール≒法律と同じものがあり、就業規則はコンプライアンスといっしょで遵守しなければならない、ということ。
■ 会社側、経営側、管理監督する側からは株主代表訴訟もあることからも、従業員を監視・管理監督・チェックする必要がある、ということ。
【結論】
今や国家レベルの情報ですらスパイ活動から抜き取られたり、のぞき見されたりしている時代です。
企業レベルでもそれに準じるレベルだと認識すべきですね。経営陣はそれが仕事の一部です。
※ 会社にとって直接的な被害がなければ、しばらく黙認する形で【泳がせておく】というのが日常かも知れません。
※ いざ、という時に「昔からこんな悪いこともしていたのですよ」という攻撃材料に使うための「秘密兵器」になっている可能性もあります。
【結論】(精神論)
(仕事をしているフリをして不法に賃金を得ているのと同じ形)
私は弁護士ではありませんからそんなに法的には詳しくないですけど・・・検査部門でチェックしてきた経験からは【会社・組織はあらゆる点でリスクを管理する必要がある】と考えます。それと・・・
残念ながら・・・会社・組織は【性悪説】にたって監視・管理・チェックします。
なぜなら・・・株主に対しての責任がありますし、お取引先に対しての責任もあります。社会的責任があるのです。
監視・管理・チェックしなければ「人は、従業員はサボるものだ、下手したら悪いことをするものだ」という判断に立つのが普通です。
ステークホルダーに対しての責任があるのです。
【社会的責任】=CSR(Corporate Social Responsibilityの略)
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仕事中に「仕事以外のこと」をするのは不法に給料を得ているのと同じ
まず会社側はこの発想・思考から従業員をみます。間違いではありませんね。
ドロボウだと思われる、ということです。
もちろんすべての会社がそこまでシビアかというとそうではないのでしょうけど。会社側・経営者側は社会的責任があります。
もし・・・株主代表訴訟で株主から訴えられたら経営陣は大変です。
【株主から】(銀行だとそれ以外にも預金している預金者さまからもありますけど)
結構シビアな発想だとは思いますが・・・会社の経営陣はそこまでの危機意識があって経営判断をしている、と考えた方がいいですね。
【ここでのまとめ】
他の従業員にとって「マイナスの人材だ」「会社にとって今も・これから将来も不安要素だ」と判断されたら・・・排除される方向に組織が動くのは当然ですね。
就業規則は会社の法律、ルール・・・コンプライアンスと同じで遵守して当たり前
普通の会社だとどこまで厳しいというか、キッチリとして就業規則になっているかわかりませんが・・・少なくとも大きな企業になればなるほどシビアな形になっているものです。
たとえば・・・就業時間内は(たとえは食事の時間であっても)勝手に職場を離れることはできない、離れる時は上司の許可を得てから離れなさい、という決まりがあったりします。
つまりお昼休みになったから(本来は勝手にできない)外出での昼食、というのも普通に出ているといった現実がほとんどだと思います。
まあ普通は意識していないですね。実際の運用においてもそこまで厳しくはしていない形だと思います。でも、本来は【がんじがらめ】にシビアなものなのです。
会社側も指導・教育をちゃんと機会を設けてすべきなのでしょうけど、逆に働く側も入社する時には、入社したら・・・本来は就業規則をキッチリと理解・把握して遵守するように努める必要がある、ということです。
【ここでのまとめ】
■ それを勝手に「緩く」解釈というか自己判断で、あるいは前々からの職場風土で【なぁなぁ】になっているのが現実かと思います。
■ それがある日突然厳しくなる、ということもあるのが現実社会です。(毎日毎日、世界も日本も激動というくらい変化しています)
■ 何が要因というか、経営陣に「ヒラメキ・キッカケ」を与えることになるのかは誰もわかりません。これからもドンドン厳しくなるかも知れません。
労働契約があっての福利厚生もある、という思考・発想
貴重な人生の時間を【切り売り】して働いてやっているのだから・・・もっと給料をよこせ、もっと福利厚生を手厚くしろ、という思考をする従業員の方がいますか?
少しくらいはサボっても、会社の備品をプライベートで使っても、文句を言うな!と主張しますか?
あなたはどうでしょうか?
あなたの会社は「○○手当」「通勤手当」「家族手当」「住宅手当」・・・などありますか?
福利厚生面での厚遇はありませんか?
ケガした時の治療費や入院費もカバーしてくれる「あなた名義の」保険がありませんか?
慰労会、送別会、歓迎会、家族の触れ合いもできるイベント、クリスマスパーティ、運動会・・・いろんな行事はありませんか?
他の会社と比較するわけにはいきませんが、それなりに福利厚生面も充実していませんか? もしそうなら・・・
経営陣は「それなりに従業員のことを思って手厚い施策が整備されているよね」という発想をすると思います。
鶏が先か、卵が先か?
働いているのだから・・・給料よこせ・福利厚生もさらに良くしろ!
いやいや、、
給料払っているし福利厚生も充実しているのだから・・・(仕事中は)ちゃんと働くべきだ、働いて当たり前だ!
相手のことを理解できるとまち違った観点から思考できるはずです。
【ここでのまとめ】
■ 会社は(高い)給料を払っているのだから・・・これぐらいは仕事をして当たり前、という発想があります。
ましてや会社のパソコンを私用で使って【遊んでいる】というのは懲戒免職ものだ!という思考です。
■ 従業員は(少ない)給料でこれだけ働いているのだから・・・もっと好待遇にしてよ!という思考です。
■ この意見の相違を客観的な証拠や言質から(相手を)説得する、というのはそもそも至難の業です。
まとめ
冷めた言い方、大人の対応かも知れませんが・・・表面的にはちゃんと就業規則やその他のルール、組織内の風土・しきたり等を守りながら、【表面上悪いことはしない形で】自分のスキルアップや次のステップのための(将来のための)自己投資に注力することの方がいいと思います。
つまり・・・「いい意味で」会社を(自分のために・自分の未来のために)上手く利用してやる、ということです。
【まとめ】
※ たとえば書類によっては会社から外部のお客さまや取引先に行きつくこともありますから。会社のイメージダウンにつながるのは避けなければなりません。それと同じです。
ここまでありがとうございました。
【追伸】
パソコンの履歴の確認・チェックのやり方とその削除のやり方等についてWindows8、8.1とWindows10とWindows11についてわかりやすく解説しました。(基本はWindows8の記事です)
⇒ (Windows8、8.1)パソコンの履歴の確認チェックと削除のやり方
⇒ (Windows10)パソコンの履歴の確認チェックと削除のやり方
⇒ (Windows11)パソコンの履歴の確認チェックと削除のやり方
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